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最近、自分が病院送りになった件です。
◎ンタマとかちょっと汚めの言葉と、絵の下手くそな奴が書いた汚い図が出てくるので苦手な人は読まないでください。




それはある日シャワーを浴びていての事。
身体を洗っていると何やら自分の体の異変に気付く。

…なんかこう、右の股下のとこに…3つ目のキ◎タマがないか????

触ってみると、何かしらの物体がキ◎タマエリアにあるではないか。
元々2つあるそれとは別に、なにやら体からもう1つが伸びてきているような感じだった。
イメージとしてはこんな感じ

tama
なんだこれ???
気づいてしまったからには無視できず、シャワーから出て思わずTwitterへ投稿。
tama2
動揺しているのかやや日本語が怪しい。

なんだろうと思って調べていると、検索結果やインターネット有識者からの意見が集まり。
前立腺ガン
睾丸ガン
鼠経ヘルニア
のどれかじゃないか??というくらいのところまで絞られる。

まあ火曜日に病院に行けばいいやと思いつつ、いろんなことをして遊んでいたが脳内はキン◎マに支配されていた。
遊んでいたところも区切りが良くなり、さあ寝ようかなところでふとあるリプライを思い出す。

「違和感のある部分を押し戻して、体の中に戻ったらヘルニアだよ」
無題
よく見ると押すなって言ってる気もする

なるほど、つまり押して戻ればガンではないと。
この時点で、2つあるキンが腫れているのではなく、3つ目が出現していることから、睾丸ガンでないだろうと思ってはいたが、なんだかんだ不安ではある。
押して戻してヘルニアであることを確定させたろwとか余計なことを考えてしまった。

そして俺は第3のキン◎マ君を強く押してしまった。
~人間は愚か~

「大丈夫!?!???!?!?!?!?!?!?!」
と嫁に大声で呼びかけられて気づく
「今何があったか覚えてる!???!?!?!?!?!?」
いや、何も覚えてない。

話を聞くにどうやら意識を失ってしまったらしい。
椅子からずり落ちそうになって顔が真っ赤でそれはもう、こいつ死ぬのか??みたいな感じだったらしく、凄い勢いで救急車を呼びに行った。

ここで動転しつつも、じゃあ布団に行かなきゃ…とPCの電源を落とす。
タマ君を押したときにVC落ちるの忘れてたらしくて、その日遊んでた人達には上のやべ~~やりとりが聞こえてたのでめっちゃお騒がせした。


布団に入ると今まで経験したことのないレベルの悪寒に襲われてブルブル震えが止まらなかった。
この辺で、あ、これちょっとやべ~かもなと思った。

少し時間をおいて救急隊員到着、このころには若干落ち着いてて、せいぜい頭が痛くて気持ち悪いくらいの症状しかなかったが、念のため病院で診てもらうことに。

なんかどっかの記事だかtwitterで見かけた、自力で救急車に乗れる場合、なんか隊員から白い目で見られるとか、そういうのは全然なかった。
終始親切で丁寧だった、頭が上がらない。

しかし連休の最終日、コロナ禍ということもあり受け入れ先の病院が全く見つからない。
途中辺りからもう救急隊員の受け入れ先病院への説明もじわじわと内容が変わっていった。
最初は「病院の見解では痛みで意識がなくなっちゃったんだと思います」、と説明してた部分が、途中から「本人が痛みで失神したと言ってました」になっていた。
一言も言ってないです。
決まったのは20件目とかで1時間半くらい経過した後だったと思う。
よくインターネットで見る、今大けがしたら死ぬってやつはマジなんだな……、とひしひし感じた。


なんやかんやで病院に到着。
決まった時に「お待たせしてすみません…。」とめちゃくちゃ謝られたが、隊員の人は何も悪くないので謝らないでくれよ…と思っていた。


いろいろな手続きを済ませて部屋に送られる。
検診衣に着替えさせられ、ストレッチャーの親戚みたいなものの上に寝かされた。
検診衣は薄いし、かけ布団のようなものもタオルケットに毛が生えたくらいの物で、その日はかなり寒かったので凍死するかと思った。


諸々あっておばさん看護師に患部を触られる。
ここで勃起したら俺の人生はここまでだし、全てのプライドを失ってしまう。
そう思い、とにかく萎えるように全力を尽くした、触られている間はそれに全ての神経を集中していた。


採血して血液検査、それから造影剤を点滴してCTを撮ることに。
採血しますね~~と股下あたりを刺された、マジで痛い。
早く終わってくれと堪えていた。
「ここからじゃ採れないんで腕から採りますね」
はい……。わかりました……。
腕ももちろん痛い、巻爪の思い出を呼び起こして耐えた。

次に造影剤の点滴。
しかし、もう点滴を挿す前から2人の看護師が「血管が細くて…どうしよう…」みたいなことをブツブツ言いながら、一生俺の右腕の血管を探している。
始まる前から不安すぎる。
「もう、これでいいか…。」「これにするしかないですもんね…。」
とあまりにも嫌すぎることを言いながら、使う血管を決めたらしく、針を刺される。
~失敗~
ちなみに、これも普通に痛い。
~失敗~
もう股間より両腕のほうが痛かった、許してくれ。
ここで「私がやりますよ。」と慣れてるっぽい看護師が登場し、一発成功。
最初からお前がやってくれ…以外の感情がなかった。

そこからは特に何もなく、粛々と検査等が進み、鼠経ヘルニアであることが確定。
原因はなんかやっぱり激しい運動のし過ぎとからしい。
心当たりあり過ぎなんだよな……。
緊急で入院が必要な感じでもないので、帰って大丈夫ですよ、とのことでご帰宅。

朝10時くらいに家について、まったく寝てなかったことを思い出して死んだように寝た。